マネジメントシステムにおける「パフォーマンス評価」について
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マネジメントシステムにおいて、「PDCAサイクル」を回すためには「C(Check):各プロセスなどで計画した活動等を監視、測定、分析し、その結果、成果を評価すること(パフォーマンス評価)」重要となります。
パフォーマンスとはマネジメントシステムにおいて、定量的に評価できる指標であることが必要となります。パフォーマンスを測るため、どのようなKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)やPI(Performance Indicator)といった指標を設定するかが重要です。
ここで注意しなければならないのは、KPIやPIを設定し、モニタリング、監視、測定まで行ったことで「PDCAサイクル」を回していると誤解し、実際には次のステップ「A(Action:改善の処置・アクション)」取られておらず、「PDCAサイクル」ではなく、「PDC」で終わってしまうことです。
「PDC」で終わってしまうことを防ぐためには、モニタリング、監視、測定を行い、「方針」、「目標」や「意図した結果・成果」に対して達成度、成果はどうだったのか(マネジメントシステムの有効性の評価)、達成していなければその原因は何か、達成していれば何が良かったのかを分析、評価することで、実施した計画や活動の問題点、良好点を「見える化」し、達成していない場合の対策や、良好点の水平展開など「改善の処置・アクション」へ繋げ、「C」から「A」へ動かし、「PDCA」のサイクルを回すということがポイントです。
「ISOマネジメントシステムにおける「有効性」と「効率」について」
「ISOマネジメントシステムにおける「意図した結果・成果」について」
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