KPIとKPIマネジメントとは
KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)は、組織の目標や活動の結果がどの程度だったのかを定量的に測るため特に重要となる指標です。
会社や組織の活動のパフォーマンス(測定することができる結果)を定量的に測る指標(PI:Performance Indicator)は様々なものがあります。(例:ROE、顧客満足度、不良率・・・etc)
これらのPIから、会社、組織の計画・活動の結果などを評価、管理するための重要なPIがKPIとなります。
即ち、KPIマネジメントとは、適切なKPIを設定することで会社、組織の計画の計画や活動の状況を測定、管理し、そのKPIが向上すれば、会社、組織の業績などの「意図した結果・成果」も向上するといったようにしっかりと、結果・成果と連動するものを設定し、管理することです。
適切なKPIを設定し、測定、管理することで、会社、組織の活動の状況を「見える化」し、課題を把握することができます。
KPIマネジメントはISOマネジメントシステムだけでなく、事業活動全般でも活用されています。
弊所ではこういったKPIの設定、改善といったKPIマネジメントに関するコンサルティングを行っております。
また、WEB会議システムを活用したオンライン・リモートでのコンサルティングなど、お客様のご要望に沿った形式でのコンサルティングを行っております。
適切なKPIを設定するためには
まず最初に、その計画や活動の「目的」や「意図した結果・成果」が何かということを明確にする必要があります。
その「目的」や「意図した結果・成果」と現状をとの差異を測定するために適切なKPIは何か、ということを検討していきます。
また、KPIは計画や活動の「達成度」といった「有効性」についての指標だけでなく、場合により、達成するための「効率」についての指標を設定する必要もあります。それは、いくら計画を達成したとしても、そのために予算や要員などの資源を掛けすぎると、収益的な観点ではそれが適切な状態とは言えないため、そういった効率の面からも管理する必要があるからです。
(例えば、IATF 16949(自動車産業品質マネジメントシステム)ではプロセスの「有効性」と「効率」についてのレビューが要求されております。)
KPIや管理指標などを設定しようとする際、「あれもこれも」と多くの指標を設定しがちになりますが、あまりに数多く設定してしまうと、測定や集計に手間が掛かかり、担当者の方にとっては指標の測定や集計が目的になってしまい、本来のKPIマネジメントの目的から離れてしまう場合もありますので注意が必要です。
一方で目的、意図した結果と実際には関連性が少なかったKPIを設定し、その関連性を検証せず、KPIも見直さなかったため、「ねらい」通りの効果が出ないといった場合もあります。
そういったことから、KPIマネジメントでは、設定数も含めた適切なKPIの設定だけでなく、目的やねらいとの関連性の検証と見直しも必要となります。
コンサルティング実績
・KPI設定コンサルティング
・KPI見直しコンサルティング
オンライン・リモートスポットコンサルティング
KPIにつきまして、ご訪問方式のコンサルティングだけでなく、オンライン、リモートでスポットコンサルティングを行うことも可能です。
スポットコンサルティングとは、「全体的なコンサルティングまで必要ではないが、この部分だけ相談したい」など、必要な部分のみのコンサルティングです。
オンラインのリモートコンサルティングはWEB会議システム「Microsoft Teams」を使用し、オンライン・WEB上にて対面、ミーティング形式でコンサルティングを行うことができます。オンライン・リモートコンサルティングは1時間からでもご利用いただくことができます。
ご訪問型のコンサルティングでは、料金とは別にご訪問先までの移動交通費が必要ですが、リモートコンサルティングでは、ご訪問ではなくオンライン・WEB上で対面、ミーティング形式で行いますので、旅費・交通費は発生いたしません。
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