ISOマネジメントシステム規格におけるAnnex（附属書） SLとは
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ISO 9001:2015やISO 14001:2015など、現行のISOマネジメントシステム規格（ISO MSS）の多くは、Annex（附属書）SLを採用しベースにしております。（一部まだ採用されていない規格もあります。）
Annex（附属書） SLとは、ISOマネジメントシステム規格（ISO MSS）の基本的な骨組みとなるものです。
ISO 9001:2015などは、Annex SLを基に、専門の要求事項や文章等を追加し作られています。
Annex SLをベースにし規格を作ることで、マネジメントシステム規格間の整合性を図ることができます。
Annex SLの上位構造（ハイレベルストラクチャ）は、序文と１章～10章で構成され、各章にはそれぞれベースとなる文章もあります。
Annex SL、上位構造を基に規格が作られることで、これをベースとしたISOマネジメントシステム規格は章の並びが共通となり、例えば、ISO9001:2015やISO 14001:2015など上位構造をベースとした規格を複数取り組む組織の場合、章の並びが同じなので、品質マニュアルと環境マニュアルなど複数のマネジメントシステムのマニュアルを合わせた統合マニュアルも作成しやすくなり、取り組む組織においては、複数の規格を一体化した運用の円滑化につながります。
Annex SLは、2024年2月に追補が発表されております。
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