ISO 45001における「利害関係者」とは
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ISO 45001（労働安全衛生マネジメントシステム規格）では、ISO 9001や14001等のように「利害関係者」を明確にし、そのニーズと期待（要求事項）を明確にする必要がありますが、ISO 45001の要求事項では「働く人及びその他の利害関係者」とあります。
即ち、ISO 45001では「働く人」と「その他の利害関係者」について、そのニーズと期待を必ず決定し、明確にしなければなりません。
ここでいう「働く人」には、被管理職の従業員だけでなく、トップマネジメントや管理職、派遣社員、パート、アルバイトなどの方も含まれます。
また、「その他の利害関係者」が何かについても明確にしなければなりません。
「利害関係者」とは、要約すると「組織の決定、活動などに影響を与える、影響を与える可能性がある、または、組織の決定、活動などから影響を受ける、影響を受ける可能性ががある個人、団体、組織」のことです。
ISO 45001では「労働安全衛生マネジメントシステムに関係する利害関係者」となりますが、その中には労働安全衛生マネジメントシステムに関連し、順守しなければならない「法規制」などの「法的要求事項」に関係する利害関係者（行政機関、規制官庁など）も含める必要があります。
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